PC試乗会関西

パナチタンシクロクロスTREK 5200ビアンキヌーボ105パナOCT06D・ TESTACH STAR SHIP に試乗。

まずパナのブースに会った新型チタン合金ロードレーサーに釘付けである。サイクルショーのときより無防備であったので、ガツガツ触ったり持って重さを見たりしてみる。めちゃくちゃ軽いです。6.7kg だそうだ。フォークはオーバーサイズカーボンコラムだし、車輪はHyperonだしカナリいい感じ。サイクルショーのときと構成がちがうのは、まだ決まってないからか?(笑)

パナシクロクロスはサイクルショーに出てた奴である。ダウンチューブはコブラシェイプでかなりゴツイ。たたいてみるとペラペラといった感じで、持ってみると結構軽い。乗った感じはまぁ普通。今の私のチャリと大差ないなといった感じ。もっとも質量は段違いだけど。

次に乗ったのは TREK 5200。ランス・アームストロング氏がツールの平地で使っていた奴である。自動車界でいうところのフェラーリみたいなものだが、これに試乗でいてしまうという自転車界が大好きだ。しかし持ってみたところ TREK 5200 軽すぎである。どうなってんの? って感じだ。フレーム重量 1090g の OCLV120 は伊達じゃない。乗ってみると、これまた軽すぎである。ものすごく軽く進むフレームだなと思った。この試乗会場までヒーヒー言いながら坂を上ってきたのだが、こいつは軽々上っていくのだ。むぅ、めちゃくちゃ欲しいぞ。

次はビアンキヌーボー105。めちゃ硬そうなバリバリのアルミフレームなのだが、乗ってみて結構驚いた。踏み出しがはやいと言うか、ペダルを踏んでから進むまでのレスポンスがとんでもないのだ。脳が右足に踏めと命令し、右足が踏んだと脳に伝達する前にフレームが進んでいると言う感じだ(意味不明)。とにかくたわみといった部類のものはほとんど感じられず、車輪とペダルが直結されている、つまりは一輪車の乗り味(?)に近いと言えよう。

しかしながらビアンキはペダルが普通のと LOOK しか用意されていたなかった。他のブースは SPDSPD-R と普通のという品揃えであっただけに、残念だ。というか私は既にペダルに足が固定されていないとマトモに自転車に乗れない体になっている事に気づいた。引き足を使う癖がついてしまっているので、ペダリングすると足が浮いてしまってマトモにこげないのである。困ったもんだ。

次はパナOCT06、今回の本命である。乗った感じは Pure man's trek といった感じか。衝撃の伝わり方やペダリングのレスポンスは TREK 5200 に近い感じであった。しかしながら持った軽さおよび乗った軽さは TREK に及ばない感じだ。というか、パナが17万、TREK 5200 が20.5万円、どうしたものかのぉ。とはいえ TREK は定価売りっぽいからなぁ。

次は TESTACH STAR SHIP。実は TESTACH 自体はどちらでも良かったのだが(失礼)、 RECORD が付いてたので乗ってみた。カンパのコンポにははじめて乗ったのだが、結構驚きであった。エルゴシフトは結構便利であった、というか STI よりあらゆるすばらしいと言えよう。なんといっても3段連続シフトアップ出来るのが最強と言えよう。とはいえ、一番驚いたのはリアフリーの音である。クランクとめた瞬間に「ガラガラガラガラガラ」ときたので、かなり驚いた。やはりあらゆるカンパしか。とりあえず車輪はカンパにしよう。

と気になるモデルを見たところで雨が降ってきたので、さくっと帰った。全体的には TREK がすごく欲しくなった。